岩手県
大学生になって初めての連休に平泉に行った。一人で遠くへ行くのは,それが初めてだった。自由の喜びにわくわくしていた。高館にのぼった。遠い昔芭蕉の見たであろう景色が広がっていた。ほかには誰もいなかった。しばらくそこで若葉を揺らす風の音だけを聞いていた。
大学生になって初めての連休に平泉に行った。一人で遠くへ行くのは,それが初めてだった。自由の喜びにわくわくしていた。高館にのぼった。遠い昔芭蕉の見たであろう景色が広がっていた。ほかには誰もいなかった。しばらくそこで若葉を揺らす風の音だけを聞いていた。
息子の一人は大学入学後,しばらくは下北沢に住んでいた。用事があって東京へ行き,息子の部屋に泊まるうち,下北沢はカレーの街と言われていることに気付いた。探して行って食べたのが「茄子おやじ」のカレー。おいしかった! 今は二代目だそうだ。
おいしい。肉,おいしい。噛みしめて,味わいあり。カレーを口にはこずと,小さめにカットされた牛肉に,何度も出会える。玉ねぎ,にんじんがルーにとけこんでいて,調和がとれている。おいしい。これは,パッケージを見たらまた買いたくなるカレーだ。
フリーデンのスパイシーカレー。初めて就職して一人暮らしをしていた山奥のスーパーで目にして購入した。高いけれど試さずにはいられなかった。作ってみると,それまで味わったことのないおいしさだった。この味を知ってしまうと,ほかのカレールーでは物足りない。
普段使うカレールーは,200円前後の大箱のものだが,時々,その半分量で500円近い値段の高級カレールーを「エイッ!」と,気合を入れて買ってしまって使うことがある。決して値段が高いからおいしいというわけではないだろうが,この高級カレールーを使うと,やはりおいしい。量的には足りないし,甘口なので,ほかの中辛のカレールーを組み合わせることになるが,しかし,それでも一味も二味も違うのだ。
<広島県 酒屋の瀬戸内牛カレー 峠下牛>
竹原町吉名町のじゃがいも「まるきっちゃん」。隠し味。藤井酒造の純米酒「龍勢」使用。竹原の全国に誇れる峠下牛,じゃがいも,地酒とある。「清酒」と,原材料に書いてあるのは,初めて。なるほど。カレーでは,なんでもありだ。
東京の国立競技場のすぐ近くに「キュリー」という欧風カレーの店がある。覚えているのは,とにかくおいしい,好みドンピシャのカレーだったということだ。何度でも行って食べたくなるカレーだった。また行ってあのカレーが食べたい。いつになるかなあ。